story / ai (弾き語り講座)

story / ai 弾き語り
今日の一曲は、aiさんの「Story」。
曲も歌詞もとても素敵ですね。
今回は男性の生徒さんが、この曲でギター弾き語り講座を行いました。

男性用にキーを変えます。
オリジナルキーはCのところを、m3下げてAにしました。

カラオケ好きの方から話を聞くと、たとえ高くてもオリジナルキーで歌うのを美徳とする人が多いですね。
「高い声が出る」って魅力に感じるの分かりますが、音楽は体育競技の高跳びじゃないです。
どれだけ音楽性が高いかなので、理想を持ちつつも、今ある自分の魅力を最大限引き出せるキーにすべきです。
たとえ出たとしても自分に合わないキーでの歌声は、魅力的ではないです。
勿論、器用に高いキーでも歌いこなせる実力は高めたいですが、人に聞かせる時は音楽性を重視したいですね。

話ずれちゃいました。
今回の曲の校正は以下のようにしました。
Aセクション:不規則なアルペジオ
Bセクション:規則性の高いアルペジオ
Cセクション:ストローク

Aセクションの不規則なアルペジオは、ゆるい雰囲気を作り出せます。
解放弦をふんだんに使い、豊かなサスティンでゆとりある進行にしたかったです。
大切なのは、音を抜く事。
特に4拍目裏の8分を上手く抜くと、がちがちな規則を感じずに演奏できます。
16分を装飾的に混ぜるのも味噌です。
また、ルートを単音で弾きはじめるのが何度も連続すると、この緩い感じはでないです。
テンションも含めたコードボイシングは、解放弦だとアイディアが必要ですね。
ギターのセンスの見せ所ですよ。

Bセクションの規則性高いアルペジオは、サビへ向かうための躍動感を演出します。
ただ、強拍弱拍をつかめずに、ただ単調に弾くと真っ平らな意味の無いアルペジオになりますね。
ここのアルペジオでは、右手に強弱を付けて進めましょう。
ちなみに、4/4で捉えてSWWWで進行させる曲です。

Cセクションは、ストローク。
ベーシストがない単独の弾き語りの場合、ただジャカジャカ弾くだけだと、弾語りビギナーみたいになってしまいます。
低音弦と高音弦、どこを主張するか右手で調整しながら演奏すると、一人で弾いているとは思えないダイナミクスが出てきます。
またコードスケールをきちんと把握して、それに沿ったベースラインも描いてあげることが重要です。
ストロークは常に音が鳴っていないといけない感じがしますが、そんなことはないです。
ブラッシングは勿論、無音の所でもグルーブは出せます。
ギターは割と制限の多い楽器ですが、音が無い部分を効果的に使えば充実したサウンドが作れます。

少しざっくりし過ぎたアドバイスで、きっとビギナーの方にはちんぷんかんぷんに見えるかも知れません。
実際のレッスンは、その方の目指すレベルに合わせて理論の勉強、テクニックの習得を行い、それに合わせた進行をします。
楽譜を見て即座に、オリジナルなアイディアをすぐに出せるアレンジ力と、それを実現できる演奏テクニックを身につけます。

ちょっとギター弾けるボーカリストが、形だけのコードフォームで教える弾き語り教室もあります。
ちょっと頑張れば家で習得できる内容です。
どうせお金払って音楽教室に通うのであれば、
一生無くならない、一生使えるアイディアと技術を身につけてみませんか??
そんなかたは是非、音楽教室wooperへ!