1975 Bill Barker

ついに…。わが人生最大に憧れるギターをゲットしちゃいました。
金欠著しい現在、とても痛い失費でしたが、滅多に出てこないので思い切ってしまいました。

1975年製 W.G. Barker(Bill Barker)

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私が普段メインで使っている大切なギター、Carl Albanus Johnsonの弟子がこのギターを作ったBill Barkerさん。

私がまだ学生だった頃に師匠が二本所有しており、とても感激したルシアーです。
インターネットが普及し始めた当時、毎日のように検索をしたのですが唯一写真が一枚でてくるだけ。
記録によると、110本程度しか作られていないので、やはりその時代では特に珍しかったのでしょうね。
勿論、アメリカの楽器屋にも全然出てこない。

半ばあきらめて、近いサウンドのギターは他にないのか師匠に尋ねたところ、Barkerの師匠であるAlbanusを教えてもらいました。
それからは毎日、BarkerとAlbanusの二本を検索検索。
それから3,4年後、アメリカのGruhn GuitarsでAlbanusを見つけ、借金をして購入しました。

私の記憶にあるBarkerとはやはり音色は違うものの、当時師匠が「びっくりしたギター」とお話しされていたのがわかる物凄い素敵なサウンドです。
10年以上たった今もその1962年製のAlbanusは私の最も大切なギターとして、バリバリ働いてくれます。

それ故、Barker見つけても買う必要は無かったのですが…。
【オークションで安かった】のです。
勿論、安いと言っても私にはそうそう手の出る金額ではなく、悩みに悩みましたが。
届いてビックリ、vintageフラットトップのDreadnoughtに負けないくらいデカいボリュームと、アーチトップらしい暖かいサウンド。
そしてBarkerらしいコンサートホールで弾いているような倍音。
最高です。

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DeArmond #1100、これもまた嬉しい仕様です。
本当に素直なピックアップ。
Kent Armstrongのこれをモチーフにしたピックアップは昔愛用していましたが、似て非なるものですね。
製造していないのでコレクターが飛びつきますが、演奏家にとっても非常に良いです。

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バックはカーリーとバーズアイのミックス。
どれだけ堅いんだろうと。

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そしてBakerの評判が一番良い?、ネック。
この制作家しか、この低音弦側カーリー、高音弦側バーズアイと使い分けているのを見たことが無いです。
おまけに低音弦側もネックジョイント付近はバーズアイが入っています。

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これもまた、Barkerギターの特徴です。
今まで見た5,6本のbarkerは全て同じ仕様でした。

昔どなたからか、「カーリーよりバーズアイの方が硬い」なんて聞いたことがあったのですが、もしそれが正しいとしたら、ネックの負担の大きい所でバーズアイを使うって決めていたのかな。
今まで見た全てBarkerで同じ仕様だったので、もしその仮説が違っても何かしらの意図があったのでしょうね。 私は制作家ではないのでこの手の見解は素人ですが、なんかそうやって昔の方が工夫されてたのかななんて想像するだけで、ちょっとワクワクしたりロマンチックになれたりしますね。